自然のサイクルに沿って
2021.05.11 Tuesday
たくさん咲いたチューリップも終わり、
賑やかな庭からイングリッシュガーデンのような、
自然な感じの庭になってきています。
今はバラがあちこちで咲いていて、
毎日楽しんでいます。
この場所に来てから5回目の春です。
庭も年がたつほどにいい感じになってきています。
今年はいろいろやることがあり、
帰省することが多いのですが、
4〜5日留守にしているだけでも、
植物たちの元気がなくなります。
いつも庭から元気をもらっているけど、
手入れをする人間の力も
大きく関わっているんだなと気づかされました。
このカラーは、いつ植えたのかも覚えていません。
もともと埋まっていたのかもしれないですが、
去年の秋くらいから、葉っぱが出てきて、
里芋かな、なんの植物だろう、と思っていたら、
蕾が出てきてカラーでした!
花も葉っぱもとっても美しいです。
植えたことすら忘れている場合もあるし、
零れ種から発芽したりすることもあったり、
毎日庭に出るとそういう小さな発見があります。
ささやかな楽しみだけど、
私にとっては大事なひとときです。
アーティーチョークの花が咲き始めました!
大好きなので苗を買ってきては植えるのですが、
梅雨の時期になると枯れてしまいました。
湿度の弱くて群れるとダメなのかもしれません。
そこで去年から鉢植えにしてみたら、
冬越しをして大きく育って、花がつきました!
上から見ると、黒薔薇のようです。
美しい!
食べるのはもったいなくて、もっぱら観賞用です。
*****
14日からの日立の三春さんでの展示に向けて、
日々製作の毎日です。
いつも間際までバタバタしていて、
1回くらいは死んだような気持ちになります。
だんだん日程が近づいてくると、
なんとなく諦めのような気持ちになって、
落ち着いてくるんですよね。
これ、いつものパターンだなと思いました。
最上主義に陥るパターン。
うまくやらないとダメだと思って
サバイバル状態になってしまいます。
あとは、丁寧にやらないとダメと思いすぎていたり、
難しく考えすぎて、スロースピードになってしまいます。
難しく考えるからうまくいかないのですけど…
ただ、単に作り出せばいいだけだし、
できなかったら次の機会でもいいわけなのですが…
あらためて、このパターンを変えようと思いました。
庭の花たちは、時期が来れば、条件が整えば
次から次へと花が咲いて、枯れていきます。
それは自然のサイクルです。
そういえば、以前に西表島に行ったとき、
生態系が整っていて、
すべてが循環しているの中にいると
とても気持ちが良かったのを思い出しました。
森羅万象に一致しているときは、
必ずしも完璧でなくても、
自分と世界が一致している感じがします。
苦労や努力は必要なく、
太陽光は降り注がれ、
それぞれの生物がそれぞれの役割を果たすように
ゴキブリさえ分解者としての役割があるように、
何も無駄なものがな区、すべては循環している。
そんなリズムでやっていこうと思います。
- 花のある暮らし
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- by ミヤ