初島散歩

日曜日に初島に行ってきました。
初島は熱海から南東に約10キロの場所にある周囲約4kmの島です。


熱海から高速船で30分で着きます。





初島アイランドリゾート内で。
ここはちょっと沖縄のような、アジアのリゾートのような感じがします。
ヤシの木や竜舌蘭や極楽鳥花など、亜熱帯の雰囲気。

ここに島の湯というタラソテラピーのお風呂があります。
地下40mから汲み上げた水にはミネラルがたっぷり入っているそうです。
気持ちよかったです。
東を向いているので、宿泊すると海から朝日が昇るのが見られるそうです。


アロエがいっぱい咲いていました。
なんだか虹のような光が…


松の木の上の島の猫。

この島には猫小屋のようなものが所々におかれていました。
屋根があってそこで休んだり、餌が置いてあったりします。
昔ネズミが増えたときに猫を入れたんだそうですね。
動物愛護団体が面倒を見てあげているみたいです。

そういえばここは久高島にも似ていました。
原始共産制のようなシステムですね。
土地は所有していなくて施設などは土地を借りているそうです。
捕った魚も昔は皆で分け与えていた習慣があって、
それは今でも漁協に自分で卸して自分で買って、
差額を寄付するという習慣なのだとか。
島民は41世帯で、それは昔から変わらないそうです。
それ以上になると、このシステムが成り立たないそうです。
お祭りも古くからのしきたりを受け継いでいて、
島民全員で参加するのだそうです。
そのときは島民のお店は全部閉まってしまうそうです。


この島には高校がないので、
子供たちは中学を卒業すると熱海などに下宿するそうです。
ある意味で早くから親離れ子離れができるのかもしれないし、
今の日本の核家族のような感じではなく、
皆で面倒を見ていくという風習なのかもしれません。

ここの小学校、中学校の校歌は
作詞阿久悠さん、作曲三木たかしさんだそうです。
昔は校歌もなかったので、子供たちが阿久悠さんに手紙を書いて、
頼んだら作ってくれたそうなんですよね。
その他にもリクエストして形になったことがいろいろあるそうです。
望むことををストレートに伝えてみれば、叶うこともあるんですね。
刺激になりました。


ちょっと今の日本とは少し違った感じで、
おもしろいな〜って思いました。




真鶴散歩

日曜日に真鶴半島を散歩しました。真鶴半島は原生林が残っていて、その中を散歩するのが好きです。
貝類研究家の遠藤晴雄さんが創立運営していた遠藤貝類博物館に行こうとしたら、町立になって真鶴岬に新しくできていました。
遠藤さんは数年前に91歳で亡くなられていました。
昔個人で博物館を運営されていた頃いろいろお話を伺ったことがあります。
貝について語るときの少年のようなキラキラした目を今でも思い出します。





ここは半島の先端のあたりです。
海岸を歩いていると軽石のような火山岩がいっぱいあります。
箱根の火山が噴火したときに飛んできた石かもしれないですね。




とっても大きな黒松の木です。直径1mはあるかな…
海に面している樹皮はひとつひとつが掌より大きいくらいの大きさのウロコ状ですが、裏側は滑らかになっています。
風の影響だと思うけど、表と裏でこんなに違うんですね。
どの松もそうなっているんですよね。




楠木もたくさんあります。
松の木の香りと楠木の香りがふゎ〜っと風に運ばれてきて、
歩いているだけでとてもいい気持ちになります。




歩いていたら無人の果物の販売所がありました。
みかんとレモン、どっちも200円で購入しました。
美味しかったです。
ヨコ山農場の看板がかわいかった。




尾根沿いの道を歩いていたら、椿の防風林に囲まれた小さな畑がありました。
秘密の花園のような感じで、いいなぁ。





成人式の前の日で、お祭りの花山車が出ていました。
色がとてもきれいでかわいらしい。
上でお囃子を演奏しているのは地元のおじいさんたち。




花山車を引っ張っていくロープが巻かれている先頭の部分。
龍の彫り物がにらみを利かせて。
子供たちがこの山車を引くそうです。





金峯山寺


先週末に奈良の吉野の金峯山寺の金剛蔵王権現像が、
百日特別ご開帳されているのを見に行きました。
12月9日までです。
瑠璃色の権現様は、ラピスラズリの色でした。


日本最大の木造秘仏である「金剛蔵王大権現立像」は高さが7.3メートルもあり、
三尊は、ことごとく悪魔をはらう怒りの形相を現されていますが、
何だかとても親しみを感じました。
権現様は、釈迦如来、千手観世音菩薩、弥勒菩薩の仮の姿だそうです。
三尊は、それぞれ過去、現在、未来の三世に渡って
私たちを守ってくださっているそうです。


金峯山寺は大好きなお寺です。
なんで大好きかというと、この写真を見てもわかると思いますが、
とても大きな柱がたくさんあって、
そこに佇んでいると、おおらかなゆったりとした気分になります。

この蔵王堂の中に使われている柱には、いろいろな種類の木があるそうです。
どの木も直径1mくらいありそうな木ですが、
驚いたのは、梨やツツジの木があることです。

私が想像する梨の木は、果樹としてのイメージなので、
30m以上はあるかと思われる巨木の梨というのが、
生きているときはどんな木だったのだろうかと思いました。

今の梨のような実でないにしても、
やはり梨の実はなっていたのだろうか?
ちょっと想像がつきません。

ツツジの木もどんなだったでしょうね。
花を咲かせた姿を見てみたいものですね。
このお寺が建造されたときは、たしか16世紀だったので、
そのときにすでに樹齢何百年とすると、
千年くらい前の木なのかな…

蔵王堂はこのようないろんな種類の巨木が、
皮を剥いだだけのような状態で、
つまりまっすぐに製材しているのではなく、
生きているときのままの自然な形で使われているそうです。
それで、いろんな種類の木があるので、森の象徴だそうです。
たしかに、この中にいるととても自然でおおらかな気持ちになるのは、
そういうことだったのか…
自然の中から現れた権現様なのですね。


この日は竹林院さんに宿泊しました。
ここはお庭もきれいだし、とても気持ちのいい場所でした。
お料理もおいしかったですしね。
お風呂も原生林のなかの大木が目の前にあって、
お湯に浸かりながら飽きずにずっと眺めていられます。
夜間の特別拝観もあるので、ぜひ。
私は勘違いして金曜日に宿泊したので、夜間拝観はできなくて残念でした。



これは、次の日に行った洞川温泉で撮った空の写真です。
八代龍王を奉っている竜泉寺で。
水がきれいなところでした。
龍のようですね。





栃尾又浄化と再生のリトリート レポート2


この写真は散歩していたときに咲いていたシャクヤクの花です。


リトリートのご感想をみなさんからいただきました。
一部抜粋させていただきます。

Yさん
とても楽しい3日間でしたね。本当に参加してよかったと思います。
温泉のおかげか肌がいつもよりしっとりしているんです。
日常を離れてゆっくり過ごすことはいいですね。リセットした感じ
になって、すっきりします。

12チャクラの後、テレパシーを感じる事が多くなったんです。
そして今回のリトリートで感情が穏やかになったような。
もう少し時間が経ったら変化がわかりやすいと思います。

Rさん
集まった方たちも素敵な仲間でとてもほっとする3日間でした。
言葉に出来ない、整理できないところをほかの人が表現してくれて、
納得できたことがたくさんありました。

毎日、電車の中や街中やうちでもほっとする間がなく
もう疲れきっておりました。
安心することのできないものに囲まれての生活はきついもので
体中が痛みました。
私は体質が弱いのかと思っていましたが、
環境を整えれば大丈夫なんだと自信がつきました。
怖がれば、パワーがなくなることもわかり、
静かに受け止めていこうと思いました。

のんびりできてほんとによかったです。
のんびりした自分を好きになっていこうと思っています。

Nさん
今朝、出勤の支度をしながら、違和感を覚えていました。
ここは私の居場所じゃないようです。

何かが今までよりも、ますます加速しているように思います。
でも、焦らず、もう少しじっくりと考えていこうと思っています。

ツツジの赤がとてもきれいでした。

Tさん
栃尾又のリトリートに続き、セッションを受け「デトックス」との
メッセージをいただき、今のテーマかなぁと思いました。
お腹から排泄されるだけでなく、全身に蓄積された不要物が
どんどん溢れ出てきている感じがします。
これは、手放すと同時に必要なものをキャッチしているとも言えます。

今の時期、「命には限りがある」ことをいろいろな場面を通して
意識させられているのでしょうか?

「命」「生きていること」が中心的な課題になっていて、必要な物や
事の優先順位が今までとは異なってきました。
淡々と時が流れているけれど、一瞬一瞬の現実があり
何とも言えない不思議な感覚や感情や意識に包まれ、
そんな感じを味わいなから日々過ごしています。

Hさん
疲れてはないですが、ちょっとだらだらとしています。
トイレの回数はいきなりフツーになりました(^_^;)
(注:栃尾又温泉に入ると、とても代謝が良くなって、
トイレの回数が増えるので、みなさん驚かれるんですよね)

私はだらだらしてはいるけど、
今までとは少し違ってあまりジャッジしたり考えたりって感じじゃないです。
体験してるんだねーって…

きっと動きたくなる‘時’は来るし、
どうしたいかも少しずつはっきりするんだなと思います。
リトリート、ホントによかったです。



これは、川のほとりで見つけた四ツ葉と五ツ葉のクローバーです。
押し花にしてみました。
Nさんが発見しました。なんとなく四ツ葉のクローバーがないかな〜と
見てみたらあったそうです。Nさん、見つけるのが上手なんです。
幸いにもみなさんにもいきわたるくらいありました。
栃尾又の自然の神様からのプレゼントでしょうか?

私自身は必要なものと必要でないものがはっきりしてきました。
迷うことが減ってきたかなと思います。
リトリートの3日間を通して「生きること」について感じることが多かったです。

自然の中で身体にいいおいしい食事をとること
温泉に浸かって瞑想すること
ゆったりした時間をもつこと
みんなで笑いあったり、わかちあうこと

こういうことが生きている上での基盤になるんですね。
それがしっかりしていると、
本当に必要かそうでないのかが、自然にわかってくるようになるのでしょうね。


栃尾又温泉 浄化と再生のリトリート レポート

6月19日から2泊3日で栃尾又温泉で浄化と再生のリトリートを開催しました。あたりは一面新緑に覆われて、3日間森と水に包まれる日々でした。

今回のリトリートは宝巌堂さんで貸し切りで行なわれました。宝巌堂さんは、人に優しい桐の素材を床材に使われていて、裸足で歩いたときにとても気持ちがよかったです。お料理はもちろんおいしくて、ご飯も真っ白に光っていて、さすが魚沼産だなと思いました。宝巌堂さんの居心地のいい空間でゆったりと過ごしながら、今に集中して注意を向けることをやっていきました。




このリトリートのテーマは「自分と仲良くなり自分らしさに戻っていく」ことです。ですから、とりたてて私が教えることはやらないようにしました。今回はテクニックや知識を教えるというのではなく、自分に対する向きあいかたを自分で見つけることですから。

そうしないと人によっては、自分の内側から気づくことをやめて、受け身になって人が与えるものに従おうとしたり、依存してしまうことが起こるからです。その結果、その人の世界観を狭い世界に閉じ込めてしまう可能性もあります。このリトリートは、ある意味で自分と関わる覚悟ができている人でないと、享受できないかもしれません。


私自身、頭の中で流れを組み立てはするのですが、実際にどういう流れが起こってくるのかは、その場で体験していかないとわかりません。ちょっとドキドキするのですが、でもそれが醍醐味でもあります。

ジュエリーを作るときもそうなのですが、なんとなく流れや方向性は感知していますが、それはあくまで全体の半分が見えているだけであって、後の半分は現場で流れに沿って進んでいくものなのです。

このプロセスの中でいつも実感するのは「今に集中すること」だけでいいということです。「今」という瞬間に注意を向けて集中していくと、物事は自然になるようになっていくし、方向性も自ずと見えてくるのです。だから、「探さないでいい」ということを、実感していただきたいなと思いました。

今に集中していくことだけシンプルにやっていくと、自分で扉をこじ開けないでも向こうから自然に開いていきます。期待や成果を外したほうが、物事がもっとスッキリと進んでいきます。「こういうことは、本にも書いてあるし嫌というほどわかっているんだよ」と思うかもしれませんが、では実際にどれだけそれが身についているでしょうか?

この身をもって経験して、自分の感じるものを自分の言葉で表現して、借り物ではない自分で生きていくことができたらどんなにラクになるでしょう。


リトリートの3日間は温泉に入ったり、自然の中を散歩したり、ワークをしたりしながら、ひたすら「今起こっていること」に注意を向けていきました。そのときの自分の反応、思考や感情や、体感などを、ただありのままに受け入れることをやりました。





栃尾又は水の豊かな場所でした。
川の水も前夜に大雨が降ったにもかかわらず、飲めるくらいに澄んでいました。水の中に足をつけてみると、その冷たさに数分で頭までキーンと痛くなってしまいました。雪解け水なのでしょうね。

温泉はぬる湯なので何時間も入っていられます。お風呂でおばあさんが、「なにが効くかはまったくわからないよ。でも、毎月通っているけどね」と話しているのが聞こえてきました。頭でわからなくてもまた来たくなるということは、言葉でないところでちゃんとわかっているんですね。全身で受けとめたとき、体幹で感じること、言葉を超えたところでわかることって、何の修練もいらないのです。




クリスタルの中に入って瞑想していたときのことでした。いきなり「右足が交通事故』というメッセージが入ってきました。「何のこっちゃ?交通事故にでも気をつけろっていうこと?」とそのときは意味が分かりませんでした。

帰ってから寝る前に身体に意識を向ける瞑想をしていたときに、小さいことに交通事故で右足をケガしたことを思い出しました。そのときは10日ほど寝ていましたが、自分の中では完全に忘れていたのでした。右の足はそのときの記憶を保っていて、そのトラウマが閉じ込められていたようです。思い出したのは、その当時の私は小さいのにとても我慢強い子で、交通事故にあっても泣かなかったのです。泣かないとほめられるような気がしていたのでしょう。それくらいいい子でいなければという緊張が強かったのですね…




栃尾又にいると大地の懐にすっぽりと包まれているような感覚になります。生き物がいっぱいいて、生命が栃尾又の大地の中で栄養を貰って育っています。滞在中にいろんな動物に遭遇しました。何人かは夜星を見ているときに、頭上をムササビが滑空したそうです。散歩中にも、リスが道路を横切ったり、キジがいきなり飛んできてびっくりしたり…
私たちも自然の一部になっていたから、現れてくれたのでしょうか。



ヘビもいましたよ。でも不思議と怖くなかったですね。


の使い方が面白くて。
ここは山菜の宝庫でもあります。道のガードレール沿いにワラビがポツポツ生えていて、ちょっと歩くだけでも一食分くらいは採れます。でも山の中に入って採っているわけではないから、いいですよね(笑)
山林もよく手入れされていました。その中に「蝮(マムシ)買います」という看板をちょこちょこ見かけました。マムシは採ってもいいんですね(笑)



栃尾又薬師堂で。
昔から、湯治客は温泉に入っては、医者の神様である薬師様に病の回復を祈願しているそうです。また境内には『子持杉』『夫婦欅(めおとけやき)』があり、このご神木を跨ぐと子宝に恵まれると言い伝えられています。

生命力が満ちている場所でした。
みなさんの様子などは、次回に。


三島大社

先日tomoさんと一緒に行った三島大社です。
いつも明るい感じだなと思います。

ヴァンジ彫刻庭園美術館に行く前で、
午後からあんなに雪が降るなんて、思いもよりませんでした。



桜がほぼ満開でした。
池に桜が映ってとてもきれいでした。
三島桜、ソメイヨシノ、しだれ桜など、いろんな桜がありました。



おだやかでグラウンディングしたエネルギ−の神社です。
メッセージを受け取るような感じよりは、
その中にすっぽり包まれていたい感じ。
地に足がついていない人などには、いいかもしれません。

エネルギーの受け取り方には2種類あって、
ヒーリングのエネルギーやパワーを受け取るときと、
インスピレーションやメッセージを受け取るときがあります。
ここでは、あまり考えないで、大きな懐に包まれて、
ゆったり吸収していく感じです。

いろいろ思い悩んだりするときは、
この感覚が曖昧だったりします。
で、ますます頭でっかちになるわけですが、
こういう安定したエネルギーは、今の世の中に必要だなと思います。



これは、入り口の近くにあるご神木です。
こちら側から見たときと、
反対側はまったく違って見えます。
裏側は、うろ(空洞)になっています。
うろになっていると、元気がないのかと思いますが、
写真の通り、とても元気です。
こちら側の方がパワーを発していて、
裏側は、うろのせいか引き込まれるような感じ。
この裏側を見ていたときに、
tomoさんが「女性性?」と言ったのですが、
たしかにそんな感じです。
受け入れてくれる感じがします。
うろの縁は盛り上がっていて、修復しているようです。
真珠が持つエネルギーに近く
どんな状況でも柔らかく受け入れていくようなエネルギーでした。
男性性と女性性、陰と陽のエネルギーがひとつの樹にあるように思いました。

そういえばKGERLLEも、見える渦巻きと見えない渦巻きの陰陽になっています。
ちょうど、空洞になっているところをよくみていただければ、
同じ形の渦になっていて、見える部分と見えない部分が一緒になっています。






これは、ご神木の表の部分です。
幹や枝に宿り木がたくさんありました。
ひとつの樹に、たくさんの命が集まって、生かされているようでした。


春の雪

昨日は長崎ピュアハートのtomoさんと久しぶりにお会いして、
三島のヴァンジ彫刻庭園美術館と三島大社に行ってきました。

昨年11月は長崎にお招きいただいて、
VINA AMUUの展示や個人セッション、
イブニングセミナーなどをさせていただきました。
私は長崎が初めてだったのですが、
とても居心地がよくて、いっぺんに長崎大好きになってしまいました。
5ヶ月ぶりにお会いして、その後の変化などをシェアしながら、
お互いに同じようなことを経験していたり、感じていたり、
また会うことでそのことを確認できたようでした。

午前中は三島大社に参拝して、午後にヴァンジ彫刻庭園美術館へ。
送迎バスを降りると雨がパラパラ降ってきました。


リストランテプリマヴェーラでランチをしている間に
いつのまにか雨から雪に。
だんだん牡丹雪のようになって、辺りは真っ白になってしまいました。

降る雪が、桜吹雪のようにも見えて、
薄いピンクの花びらがどんどん降りてくるような気がしました。
静かな柔らかいエネルギーが降りてきて、
そのあたり全体を浄化していたようでもあり、
祝福されているような感じもしました。

窓から見えるのはヴァンジの彫刻が配置されている庭園です。


なんだか外国のようです。
アネモネや水仙、ムスカリやクレマチスなど、
春のお花たちが雪に覆われてちょっとかわいそう。


ヴァンジの彫刻。
題名は見ていないのでわかりませんが、
私には天使のように見えました。


こちらは、満開に近い桜ですが、
雪をかぶってしまって、どれが花か雪かわからない感じに。

3月という季節なのか、
卒業と新しい始まりという感じもしました。
2月くらいからその流れを感じていたけれど、
それがはっきりと確認されて、
腑に落ちて新しい流れが始まっていく感じです。
自然な、地に足の着いた流れが始まりそうな予感がします。

雪の冷たさは身体に感じるけれど、
桜のような柔らかさを含んでいました。
駿河湾が見渡せるこの場所は、とても気持ちのいい場所でした。
5月の連休頃に行くのがお勧めです。

送迎バスに乗って三島に向かいましたが、
雪が積もっていたのは、その辺りのみでした。
なんだか異空間に紛れ込んだような感じでした。
いつもtomoさんと一緒に動くとそんな感じになります。



栃尾又温泉

年末に栃尾又温泉に行ってきました。栃尾又温泉には、3件ある旅館が共同で引いた源泉掛け流しの温泉があります。「うえの湯」と「したの湯」という温泉です。私は「したの湯」がとても気に入りました。こんな感じです。

レトロなお部屋の中がほとんど湯船になっていて、夢の中でよく見るお風呂のイメージのようです。和室の中がお風呂のような感じです。入ってみると首まですっぽり浸かる深さで、37度のお湯は、何時間でも入れそうです。

しばらく入っていると、うとうとしてくるのですが、そういうときにフッと身体の芯にある滞ったエネルギーが抜けていくのがわかります。身体の奥のほうに効く感じです。脳や神経にもいい感じですよ。ここは、41度くらいの源泉を沸かしたお湯もあるのですが、不思議と沸かし湯になるとお湯がきつく感じられて、源泉の方がだんぜんいいです。

この温泉はラジウム温泉です。ラジウム温泉には2つのタイプがあるそうです。
1.ラジウムが化合物としてそのまま入っている
2.ラジウムが壊変し、ラドンとなって入っている
栃尾又温泉は、2のタイプだそうです。

温泉に入っていて、リーディングしてみたところ、ここはとても不思議なところでした。以下は私の勝手な解釈ですが…。他の温泉は、たとえば腰痛に聞くとか、特定の効能があると思うのですが、ここはなんというかそういう範疇ではなく、もっと広い感じで作用するような気がしました。その人の持っている治癒能力を引き出す力があるみたいです。それがどういう表れ方をするのかは、人それぞれのようです。

特に気になるところのない人は、その人の持つ潜在的な可能性や未知の部分に働きかけるみたいです。つまり、過去に働きかけるというよりは、これからまだ眠っている自分の中の何かが目覚めていく、そんな感じを受けました。病気を治すというよりも、元気な力が沸いてきて、自然に治っていくという感じでしょうか。とても未来的です。

また、この土地自体がとても宇宙的というか、カテゴリーを超えている感じで、まさにパワースポットだなと思いました。次回ここに来るなら、3日は逗留してみたいなと思います。来ている方々もリピーターの方がとても多かったです。


窓の外は一面雪景色でした。


ここは泊まっていた自在館の裏手にある栃尾又薬師堂です。樹齢400年以上の杉やケヤキの大ご神木があります。雪が深くて、人が通ったあとでないとズポッと雪に足を取られてしまい、怖かったです。


雪囲いのされたお堂の中です。キューピーちゃんがいっぱいあります。子宝祈願なのでしょう。
鮮やかなピンクが明るくてキッチュな感じでした。こういうのってとても重い感じがすることがあるのですが、ここはそんな感じではなく、可愛い感じです。

お堂の中の彫り物。獅子の足の裏の肉球が、可愛かったので…。


竹富島、西表島

10月2日〜5日まで竹富島、西表島にツアーに行ってきました。
今回は、台風の影響があって、お天気が心配でしたが、幸いにもツアー期間中は朝や夜に少し降りましたが、ほとんどいいお天気でした。

これは、竹富島の夕陽です。3日が中秋の名月でしたが、この時期は日の入りと月の出がほぼ同じ時刻になります。海に浸かりながら、西の方で、日が沈むのを眺めながら、東の月の出も楽しめました。今回は、久高島の西銘さんも、ご一緒でした。西銘さんは、建築家でもあり、治療師でもある方ですが、本当に不思議な方で、海岸を歩いていると、磁石のように身体が惹き付けられるところがあって、そこに皆を呼んでくれます。そうすると、そこの神様や精霊が出迎えてくださったりしました。竹富島の、司の方とも不思議な感じの出会いがあって、島の中心の場所に案内していただいたり、伝統芸能の練習風景も見れたり、盛りだくさんの体験をしました。

月です。このビーチはアイヤル浜です。蝶の舞う小道を自転車に乗って浜に行きました。海の水は温かくて、とても気持ちがよかったです。

これは西表島です。私は20代の頃、職場の同僚が西表島に旅行に行った写真を見て以来、西表島が妙に気になってしかたがありませんでした。なんでこんなに惹かれるのだろうかと思ったのですが、西表にいると、自然の懐に抱かれている感じがすごくするからかもしれません。今回も、日に日にみんなが元気になっていくのが、目に見えて感じられました。この感覚はそこに行ってしばらくしていると、きっとどの人も感じると思います。

これは、西表の川。水が豊かな島です。今回のツアーは、パイヌマヤリゾートの支配人さんやガイドの高田さんなしでは、とても体験できないことばかりでした。西表のとっておきの楽しみかたを教えていただきました。

朝はカヌーに乗りました。最初はみんな慣れないので怖々でしたが、だんだん慣れてくるとスイスイ楽しそうでした。お昼から川をライフジャケットをつけて、泳いで進んでいきました。


こんな感じで、ライフジャケットをつけているので、足がつかなくても大丈夫です。川の水はきれいです。飲んでみたところ、甘い味がしました。お魚もいっぱいいます。潮の関係で河口の方は、海の魚も泳いでいたりします。

大きな岩が多くて、滝壺のようになったところから飛び込んだりして、面白かったです!

川のあとは、海でライフジャケットをつけて、プカプカ浮いていました。ライフジャケットつけていると、アイソレーションタンクに浸かっているくらいの浮きかたで、とてもリラックスしました。1日中、水に浸かっていて、なんだかものすごく満たされた感じがしました。こういう自然の中にいると、もうスピリチュアルワークなんか吹っ飛んでしまうくらいの、大きなものに抱かれている感じが生で伝わってきます。私はこれが好きなんだなと思いました。

モダマというツル性の植物です。他の木にからみついて、木を倒してしまうこともあるそうです。

特別天然記念物のカンムリワシ。パイヌマヤの露天風呂でも、見れました。イリオモテヤマネコはめったに見れないそうです。

今回、自分のトーテムと出会うというテーマで、自分が共鳴した自然の中のものについて、お話ししてもらいました。それぞれが自然の中に入って、感じるものを見つけて、深い体験をされているのを最後に皆でシェアしました。私自身は島全体とつながっている感じがしました。

そういうことに気づきを持って、体験したらどう感じるかと思って、企画したのですが、実際は、あまりに楽しくて、それを遥かに凌ぐ体験でした。頭なんていらない、シンプルに、思いっきり楽しんで笑って、皆と過ごすことが、何よりも大きなことだということを知りました。今まで自分の中で作り上げてきたものが、ぶっ壊れました。
帰ってきてから、あまりに楽しかったので、しばらく憂うつになったほどでした(笑)




アイルランド4

とても大変だった日に泊まったコネマラのイナ湖畔にあるマナーハウスです。
その土地の貴族のお屋敷がホテルになっています。
湖に面していて、そこから見る湖畔の景色はとてもきれいでした。

9時過ぎについて、ホテルにレストランがあったのでよかったです。
ちゃんとしたフルコースのお料理で、美味しかったですが、
夫の膝にオードブルの生ガキが落ちてしまって、この日は災難続きでした(笑)
もう、笑うしかないと笑っていましたが…
部屋は広くてきれいで、バスルームの他に、クローゼットがついたフィッティングルームもあり、とてもよかったです。


これはホテルの入り口。

湖畔から撮った写真です。
このホテル以外にまわりにホントに何もないです。
きれいなんだけど、ここに住めっていわれると、あまりに何もないので、
1週間以上は無理と思う。
牢に入れられているような気分になりそうと正直思いました。

ホテルの庭にあったワイルドローズ。
いろんな場所でこのワイルドローズを見ました。

しゃべり出しそうなお花。
湖の近くなど、お花は咲いていますが、可憐なものや小さなものが多く、
全体的にはひっそりとした感じです。


イナ湖です。
人がいなくてひっそりしています。
水際まで行って見たら、水の色がコーラのような色でした。
泥炭地なのでピートの色なのでしょう。
水は澄んできれいなのですが、水色の方がいいなぁなんて思いましたが…
魚はいるのかしら?
本で見た写真に、ここで釣った大きな鱒が写っていましたが、
小魚などの小さな生き物の気配はないです。

アイルランドは妖精の国と言われていますが、
ここはあまりにも生き物が少なくひっそりしているので、いなさそう…
西表島なんか、夜でもあっちこっちから動物の鳴き声がしたり、
マングローブの中でうごめいているさまざまな生物がいて、
いかにもキジムナーがいそうなんですが、
ここは対照的な印象で、今まで見たこともない美しいけれど荒涼とした景色です。

雲が低いところまで降りているので、幻想的な雰囲気。
アイルランドは空が広く感じます。

山は、一枚の岩のように見えます。
木がないので、登っていて転んだら下までコロコロ転がり落ちそうな感じです。
だれも登らないでしょうけど。

絵はがきのようにきれいな景色もあまりたくさん見ると
写真取るのも、もういいかなと。
ここでも、雲が低いところまで降りていて、空がドームのように見えます。

人はいないけれど、羊はいっぱいいます。
道路を歩いていたり、湖の近くまで降りていたり…
黒い顔が可愛いです。
近づくと緊張するみたいで、早足になります。

イナ湖畔は、氷河が作った景観だそうです。
ここでの、最初の印象は「3日以上いたくないほど何にもない」ところでした。
あまりに何もないので、自分の内側に向かいあうしかないのですが、
それに抵抗したくなるような感じでしょうか。

帰ってきてから思いだすのはこの景色で、
自分の心の深くに響いたように思います。

なぜだか、自分に向かいあうこと、この世界でやっていくことを
決心させられたような気がしました。

不思議な感じでグラウンディングしたような気がします。
この地球でやっていこうという気になったような、
何だろう、今までとは違う意味での深いところで、
根を降ろす決意をしたような感じでした。







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